先日のレッスン後、こんなご質問をいただきました。

「歩くとき、足の甲の骨が痛むんです。どうすればいいでしょうか?」

歩行を拝見したところ、太ももの後ろ側の筋肉が使えていないことがわかりました。
太ももの後ろ側の筋肉を後ろにパーンと張って、腿の後ろで何かを押しながら「蹴り出す」ように歩くことで、「前の脚」ではなく、「後ろの脚」を効果的に使うことができます。

前の脚に意識を集中させて「踏み込む」ように歩くと、着地したときに関節などにダイレクトに衝撃が与えられるため、
後ろの脚を使って歩けるようにすることが大切です。

太ももの後ろ側の筋肉を使って歩く方法についてご案内し、実践された結果、一瞬で痛みが消えて、その歩き方をしているときは全く痛みはない、

ということで、とても驚いていらっしゃいました。

人体で最も使いずらい筋肉の一つ、と言われている腿の後ろ側の筋肉を使って歩くことはからだのあらゆる部位を守るうえで、とても大切なことです。

この部分の力を利用しないと、骨や関節などに負担がかかり、痛みが出たり、故障の原因になってしまう恐れがあります。
できるだけ腿の後ろ側の筋肉を使って骨や関節に負担をかけることなく、歩いていきましょう。

 

歩行するうえで、そして立つうえで、足で地面をつかむようにして使うことは大切なことですが、足を吸盤のようにして使い、この吸盤の真ん中の位置が通常よりも高い場合、ハイアーチと言って、様々な問題を引き起こしてしまいます。

ハイアーチの方は、できるだけ足の裏をフラットにして歩くようにしてみましょう。そのためにも、太ももの後ろ側の筋肉を使うことはとても大切です。

 

太ももの後ろ側の筋肉を使う歩き方

・前に踏み出すようにして足を出すのではなく、後ろの脚を意識して歩いていきましょう。
・前の脚、踏み出す足に意識を集中させると、太ももの前側の筋肉が発達して、骨にも、そして関節にもあまり良い状態ではありません。

・後ろ側の脚、けりだす方の足を意識していきます。
・けりだす方の脚の母指球、小指球で床をぐっと押し、踏み込んでいきましょう。
・蹴り出した脚の力を利用して、太ももの後ろ側を「バーン」と張り出すようにして歩きます。

・太ももの後ろ側をパーンと張って、母指球、小指球で床を踏みしめ、けりだすようにすると、必然的に前側の足は吸盤のように何かを掴むようにして歩くことを防ぎます。

・ハイアーチの方の場合、できるだけ足裏をフラットにすることで、足底の骨に負担がかからないように、歩くことができます。

・お尻のすぐ下と太ももの後ろ側の間の筋肉を広く長くのばすようにしていきましょう。
・お尻と太もものキワキワの皮膚が、縦にも横にも広がるように伸ばしていきましょう。

 

「正しく」歩けるようになると、全身が整い、痛みや不調の改善に繋がることでしょう。
また、「正しく」歩けることは、そのまま見た目にも「美しく」歩くことができます。

座骨、骨盤が立ち、安定したすっと伸びた姿勢で「歩き続ける」ことができるため、体幹や筋力を養うことにもつながります。
「美しく」歩けると、メンタルも上向きになり、健やかな気持ちで過ごせることにもつながってくるのではないでしょうか。

「正しく」「美しく」歩いて、毎日がより素晴らしいものとなりますように。
お読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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