ヨガをしていても、ピラティスをしていても、四十肩や五十肩になる方はいらっしゃいます

原因は様々ですが、
「体を適切に使えていない」場合が多く見られます。

 

体を適切に使えていない部位の代表としては、やはり

・肩、首回り

が多いのですが、中には、肩、首とは全く違った部位に原因があることも。この場合、いくら肩、首にアプローチしても、一向に良くなることはありません。

 

肩が痛い場合、肩にフォーカスしがちですが、もっとその下にある土台に注目することも必要です。肩を支える土台は主に腹筋などの体幹部。この土台のもっと下、骨盤の傾きに注目する必要があります。

  • 骨盤が傾いていた場合、その上の体幹も傾き、必然的に肩に左右差が生じてしまいます。
  • 肩に左右差がある場合、その左右差を是正させようと、無理な力が働いてしまう場合がある。

 

例えば左の座骨が倒れてしまっている場合。

座骨が倒れたまま、体をまっすぐにしようとすると、必然的に体幹は右側に側屈してしまいます。また、その歪みを無意識に是正させるために、今度は右肩が上がり、左肩が下がってしまう

前から見たら、背骨が「S」の字に湾曲してしまっている状態です。

 

この状態では、上がってしまっている右肩に痛みを覚える場合がほとんどですが、左肩にも注目しないといけません。多くの場合、左肩が前に丸まって出て、肩甲骨の正常なアライメントが崩れてしまっている。

下がっている左肩を整える必要があるわけです。

ただ、この左肩は、長年負荷のかかった姿勢を強いていたため、無理に直そうとすると、痛みを感じたり、しびれを感じたりすることがあります。左の肩甲骨を整えることも大切なのですが、もっと下、座骨のアライメントを整えることで、肩の痛みへとアプローチできるのです。

 

座骨のアライメントの整え方はこちらの記事をご参照ください。

関連記事:馬術大会(乗馬)に向けて!★体を整えるマンツーマントレーニング~その①座骨の左右差を正す~

 

座骨を整えたら、右に側屈していた体幹部を中央に戻す必要があります。ここで、骨盤の真上に肩が来るように調整しましょう。

さらに、不調を訴えている側の肋骨と肋骨の間の筋肉である肋間筋が縮まっていることも考えられます。この肋間筋も、左右均等に広げておきたい。

 

左の肋間筋を広げる場合、

  • 右の手で左の肋骨の前側を
  • 左の手で左の肋骨の後ろ側を

はさんで、上に持ち上げるようにしてみましょう。
左手の親指の付け根で、ぐっと上に持ち上げます。

 

左右の肋骨の長さを同じくらいになるまで引き上げてみましょう。吐く息を使って肋骨を上に持ち上げます。やってみると、その下に続く腹筋群をかなりつかわないと維持できないことに気が付くのではないでしょうか。

手で肋骨を持ち上げたら、そのままの位置をキープして、ゆっくりと両手を離してみましょう。手で持ち上げていた分だけ腹筋で持ち上げないといけないため、かなりの筋力を必要とします。

この筋力を使わないと、その分肩への負担となり、肩が痛みを訴えるのです。

 

肩の高さの不均衡は、肩の問題だけではなく、こうした
・座骨の傾き
・肋骨の長さ

などに起因することもあります。
全体を見て、感じて、そして自分に一番適したアプローチをすることが大切です。

 

このほかにも、「右肩下がりバージョン」背骨の「C]の字バージョンなど、個人によってさまざまなタイプがありますが、大切なことは、

「座骨(骨盤)を整えることで肩の痛みにアプローチできる」

という可能性があること。

 

肩の痛みを感じた時、肩だけにアプローチするのではなく、土台となる座骨を整えると、痛みが引いてくることがある、ということを、頭の片隅に入れておくと、自分の体のコンディションを整えるための一助となるかもしれません。

自分の意識を味方につけて、自分の体をメンテナンスしていきましょう。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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