腰が痛いとき、ただ「あいたたっ!」と痛みに負けてしまうことはありませんか?痛みは「体からのサイン」。弱い部分を教えてくれているのです。また、「負担のかかりがちな部位」を教えてくれている。

こうした部位は、その周りの組織を強化することでその部位を守る必要があります。守るためにはアライメント(配列)を整え、筋肉を鍛えることが大切。更に、その周りの部位だけで何とかしようとすると、疲弊してしまう恐れがあるため、できれば全身の筋肉を使って体幹で支えることが必要です。

また、「動き始めが痛い」とよく耳にしますが、「いくぞっ!」と思うだけで無意識のうちに痛いところからつい動いてしまう傾向があることも一因としてあげられます。「いくぞっ!」と思わずに、まずは尾てい骨の向きを確認。ここを1㎜も動かさないように気合を入れ、その上で尾てい骨から頭頂部まで一直線にしたまま次の動作をして見ましょう。

大切なことは「いかに動かさないか」。自力で天然のコルセットを作っていきます。尾てい骨の先っぽが前にも後ろにも右にも左にも向かないように常に真っ直ぐ下を向いている位置をキープ。

更に、大腿骨の外側と内側を結んだ線が前の壁に対して平行。且つ床に対して水平の状態を維持します。しっかり行うと、立つだけ、脚を動かすだけでかなりの筋肉を使うことが分かるはずです。

この、「しっかり筋肉を使った状態」こそ、痛い部分を守るためのコルセットとなってくれる。また、腰の右側が痛いときは右側に、左側が痛い時は左側に尾てい骨の先っぽを向けると痛みがさらに悪化する傾向があります。

どうしても手を伸ばして何かを取るような動作をしなければならない場合、反対側の手でとるようにしてみましょう。左側が痛い時は左側の組織が詰まって圧迫している可能性があるため、左側に負担をかけないことがポイント。

人によっては、左の骨盤を下げて左の体側をやや伸ばし気味にしながら右手を伸ばしてとるようにすると、痛みが少なくて済むかも知れません。ただし、あまりやりすぎると、反対側に負担がかかってしまうため、適度に行いましょう。

戻すときはゆっくりと戻しましょう。できれば伸ばしたときの倍くらいの時間をかけるようにします。「行くときよりも帰るときのほうが負担は大きい」といわれています。伸ばすときには痛くて時間をかけてしまうことは良くありますが、戻すときに思わず「すっ」と戻してしまいたくなります。このときが一番危険。

戻すときの力が痛い場所にダイレクトに伝わってしまう恐れがあるため、あくまでも「ゆっっっっっっっくり」と戻しましょう。
また、腰の左側が痛い場合、階段を昇るときは右脚を上に、逆に階段を降りるときは左脚を下にするようにすると、痛い部分の負荷が減ることでしょう。この時、全身の筋肉を総動員して、体幹をしっかりと使うことが大切です。痛い部分の負荷を体幹すべてで請け負ってあげる意識が大切です。

痛みの部位によっても違いますが、ポイントは「痛い部位にいかに負荷をかけないか」。痛む部位にはなるべく空間をつくってあげることによって、今までこすれてしまっていたであろう摩擦が減り、痛みを緩和させてくれるはずです。このとき、ただ「伸ばす」だけではなく、全身の力を使って「守る」ことを意識しましょう。

 

まとめ

  • アライメント(配列)を整え、筋肉を鍛える
  • 全身の筋肉を使って体幹で支える
  • 尾てい骨の向きを確認。1㎜も動かさないようしながら尾てい骨から頭頂部まで一直線にしたまま次の動作を行う
  • 大切なことは「いかに動かさないか」。自力で天然のコルセットを作る
  • 腕を伸ばすときは痛みのある方の体側をやや伸ばし気味にしながら反対側の手を伸ばす。
  • 伸ばした腕を戻すときは伸ばしたときの倍くらいの時間をかけるようにする。

痛い部分は長年負荷がかかって一身に頑張っていた場所です。愛しんで、大切にしてあげてください。一秒でも早く、痛みの治まりますことを願って。

ありがとうございました。

 

 

 

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