先日、某オッサレ~な高級デパートの地下にある雑貨屋さんを覗いたときのこと。久っしぶりに行き、「あ、ヨガウェアも売ってるんだ。」と思ったと同時に思わず目が点に。視線の先にあるのは一体の白いマネキン。ヨガウェアを着せられたスレンダーなカラダ。合掌しているところまでは私的には「アリ」でした。

が。ナゼかピサの斜塔もまっつぁおなほどに傾いている。なぜなら片脚立ちの「木のポーズ」をとっているから。いかにもむりやり片足を上げさせて足の裏を反対側の脚にくっつけようとしている。全身を片脚で支えきれないので体ごと床に対して45度位に倒れてしまっているのです。(あとから考えると、それはそれで凄いバランスを維持していたのですが・・・。)

百歩譲ってあのマネキンを作ったときには真っ直ぐに立っていたとしましょう。時間の経過とともに傾いただけ、の可能性もあります。それならなぜに直さないっ!

突っ込みどころ満載で、なんだか「ヨガってこんなに不自然な動きをしてるんだよ~」アピールをされているようで、切ない心地になりました。

これをそのまま人間が行うとどうなるか。そう。もうお気づきの方も多いはず。体幹を使わずに骨や関節に「他動的に」支えてもらっている状態のため、軸足に負担がかかりすぎ、膝や足首、そして股関節などの関節や周りの組織などを痛めてしまう大きな原因になりかねません。

上げている脚で軸足をおしたら、軸足でも押し返さないといけない。軸足に負担のかからない体の使い方をすることが大切です。

 

骨や関節に負担をかけにくい! 片脚立ちのポーズのチェックポイント

・軸足

1、内くるぶしを正中線に寄せる。
2、内踵から恥骨までを1本の鉄の棒だと思って、床に対して垂直になるようにする。

 

・骨盤

1、左右同じ高さにそろえる。
2、前の壁と平行にする。

 

・おへそ

できるだけ縦に伸ばし、且つ床に対して垂直。前の壁に真正面に向ける。

 

・尾てい骨

先っぽを真っ直ぐ下に向ける。

 

・肩

高さを揃え、鎖骨を真一文字に。且つ、床に対して水平になるように。

 

・体側

両体側を同じ長さになるように長く伸ばす。

 

 

これらのチェックポイントをきちんと抑えるためには、しっかりと体幹を使う必要があります。

余談ですが、「歩く」ことは片脚立ちの連続。この「片脚立ち」のポーズが骨や関節に「支えて貰っている」状態で、「自分の筋肉の力」でしっかりと行えない場合、そのまま「歩く」動作に当てはめると、「モンロー・ウォーク」のようになってしまいます。

この「モンロー・ウォーク」、もともとは、かのマリリン・モンローが解剖学の本などを読んで「美しく見える」からだの動かし方を研究して行っていたもので、現在では「セクシーな歩き方」として定評がありますが、筋肉で支えず骨や関節に負荷のかかる歩き方のため、長年続けていると故障や怪我の原因に。

地肌がボロボロになっても一生涯ブロンドに染め続けていたプロ中のプロであったマリリン・モンローは別として、「健康美」を目指すのであれば体に負担のかかる歩き方ではなく、自力で筋力を使って支える歩き方が断然おすすめです。片脚立ちのポーズはその訓練でもある。

太極拳の達人が「基本をゆっくりとした動きで正確に行うことができれば、速い動きで相手と対峙して戦うことができる」そうですが、同じように片脚立ちのポーズをしっかりと行うことができれば、「歩く」動作につなげていくことが可能です。

しっかりとした安定を手に入れるためには、日ごろの訓練が物を言う。一生涯安定して歩き続けるために。
ありがとうございました。

 

 

 

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