*西式健康法:西勝造が1927年に創始した健康法。
西医学、西式強健術、テトラパシーとも呼ばれ、部分しか見ない現代医学と違い総合的な健康法。
病気の症状を即療法と捉えて対処し、生体に備わっている自然治癒力を高める
●脊柱の狂い ●宿便の排除 ●血液の循環を正常に導く健康法。 (「自然医学療法センター橋本」より)

アンチエイジングの鍵は「ミトコンドリア」。これをいかに増殖させるか、と言うことが大切です。このミトコンドリア増殖のポイントは

  1. ややきつめの有酸素運動。
  2. 寒いところで運動すること。
  3. 運動する前に食べない。
  4. 入浴後の水シャワー。
  5. 週末プチ断食。
  6. 背筋を伸ばす。

「サーチュイン遺伝子をON!老化を元に戻す方法   」より

これらのポイント、実は西式健康法に実にマッチしています。詳細を見ていきましょう。

 

1、ややきつめの有酸素運動

西式健康法には様々な運動があります。その中の一つ、合掌合蹠運動。妊娠中実行すれば、胎児の発育を良くし、異常体位を正常に戻し、安産に役立ちます

*合掌合蹠運動:(がっしょうがっせきうんどう)手のひら同士を胸の前で合わせ、膝を開いて足の裏同士を合わせます。この位置からスタート。息を吸って、吐きながら両手、両足を伸ばします。そこで息を吸い、吐きながら両手、両足を元の位置へ。慣れてきたら吸って両手足を伸ばす、吐きながら両手足を元の位置へ。妊婦さんは1日に1000回行うと良い。この運動により、腰部、下肢の筋肉や血管、神経が整合される。また骨盤内の腹部臓器の機能が鼓舞される。

まじめな(?)私は、4人目を妊娠中、かなり頑張って行っておりました。100回程度ならそんなに苦にはなりませんが、一度に1000回はかなりしんどい。そのため、私は朝、昼、寝る前に分けて行っておりました。この時、もう「高齢出産」といって良い年で、「あらゆる妊娠にまつわる諸症状」に苦しくあえいでいたための必死の行動。

結果、「超」のつく安産。出産まで、心配されていた症状の悪化は抑えられ、その上たった70分で生まれてしまいました。

「やっぱり若返った?」などと今思い返してみても「やった感」満載です。

15分かからないくらいの道のりのタクシーの中では5分間隔からあっという間に3分間隔になり、運転手さんが私の陣痛の声にビビリまくっていたのは本当にごめんなさい。夜中で、しかも夫は飲酒してしまっていたもので。

まあ、色々ありましたが、西式のおかげか、とっても順調なお産ではありました。

 

ちなみにヨガやピラティスはまさにこの、「きつめの有酸素運動」にあたり、定期的に行うことで、かなりのアンチエイジング効果が期待できます。

 

 

2、寒いところで運動すること

以前、記事にも書きましたが、寒い時期・環境下で体を動かして自力で発汗することで、代謝機能が促されます。詳しくは、

をご参照ください。

体が寒さを感じ、「あ、生命維持のために頑張らないとっ」と思ってもらうことで細胞レベルで若返り大キャンペーンを行ってくれるのです。

 

西式で言うと、「大気浴療法」がまさにこれに当たります。

大気浴療法皮膚呼吸を活発にし、酸素を十分に吸収させる。酸素はガンの原因になる体内の一酸化炭素と結びき、無害な二酸化炭素にしてしまう。

やり方は、裸になって椅子に座り窓を開ける。しばらくしたら、窓を閉めて毛布をかぶりる。これを繰り返す。時間は個人によって異なるため、専門医の支持に従うことが推奨されている。(渡辺医院 「皮膚を鍛える」より)

 

皮膚を鍛えることは、かなりのアンチエイジング。寒いときこそ鍛えることで「若返り」が期待できます。

 

3、運動する前に食べない。

西式では様々な運動を推奨しています。そのいずれもが、「空腹でないと動かしにくい」と感じるものが多い。前出の合掌合蹠運動は仰向けで両腕・両脚を動かすため、腰を反らないためには腹筋に力を入れなければ生けない。そのためには「お腹一杯」の状態では筋肉を上手く使えないのです。

また、後述する「背腹運動」もまた、腹筋の力で支える必要があるため、「お腹をへこませる」ことが大切。「ハラが膨らんで」いては動かしにくい。

 

「運動前にはたんぱく質を取ったほうがよい」などといわれており、まじめな(?)私も以前頑張ってとった時期はありました。が。ハラに違和感があり、思うように動けない。人によるとは思いますが、私にとって「空腹時の運動」に勝るものはありません。

 

空腹時の運動は可動域が広がる。体の中にあるエネルギーが使われるので、「体の中のゴミ」が掃除される。体が危機感を覚えて「若返り」の物質が目覚め、増殖される。

運動する前に食べてしまうと、その食べたものをエネルギーとするため、「体の中から危機感を与える」目的にはならず、「アンチエイジング」としてみた場合は、効果が薄くなります。「若返り」を期待する場合は、空腹時に行いましょう。

更に、空腹時の運動は、人によっては集中力が高まり、精神が落ち着く。「空腹でかえって集中できない」方もいらっしゃるので一概には言えませんが、当てはまる方にとっては、これほど心地よいものはないほどの爽快感があります。

 

ちなみに、ヨガは空腹時に行うことを奨励しています。食後少なくとも2時間、できれば3時間以上空けてから行うようにしましょう。食べたばかりのときに行うよりも体の動き方が全く違ってきます。

体の隅々に意識が向かいやすい。これらはヨガをする上でも欠かせないポイントです。

 

4、入浴後の水シャワー

マウスの実験で、12度の水に10分つかっていると、ミトコンドリアが増える、と言う結果がでました。人間の場合、これをこのまま当てはめることは、よほど鍛えている方や寒中水泳を行っている方でない限り不可能に近いものがあります。

現実的に考えると、「入浴後のシャワー」や「サウナのあとのシャワー」が無難でしょう。

 

西式健康法の入浴法は冷水で始まり温浴で温まり、そして冷水、温、冷水、温を繰り返して冷水で締めて終わる。合計9回繰り返します。冷水が5回で温浴は4回。これらを1分ずつ

するとアラ不思議。合計9分くらいかかる計算。先ほどのマウスの実験に近い時間、「冷水」に触れていることになります。10分くらいずっと「冷水」に浸かりっぱなしは「どこの修行?」な感じですが、西式バージョンではぐっとハードルが下がります。

それでも真冬はやはりきついので、私は「冷水」は30秒くらい、合計5回くらいになってしまいますが。(だってサムイんですもの。)そんな不真面目にですが20年近く続けていると、体的には行う前と比べてかなり寒さには強くなったように感じます。

室温が15度きるまでストーブなどの暖房器具は一切使わなくても何とかなる。動いているときは13度くらいまでいける体にはなりました。

これってかなりの「エコ」かな、と。室温25度以上ないと暮らしていけなかった「ヨワッピ時代」の私を思い返すと、スゴイ効果、と言えるでしょう。

「寒さに強くなった」こと自体が体の強化に繋がり、その分「アンチエイジング」にも通じる。「見た目」も大事だけれど、体の中からのこうした「アンチエイジング」の効果はすごいな、と感じます。

 

 

5、週末プチ断食

ミトコンドリアを増やすためには空腹感がもっとも大切。週末だけ、のプチ断食でも十分に効果が発揮されます。

 

西先生が当初作られた「食事療法」はかなりきついものでしたが、故甲田光雄先生が「普通の人」でもできるように改良がなされ、青汁青ドロに玄米粉のクリーム粥、お豆腐、そして柿の葉茶、と、とてもシンプル且つ気軽に生活にも取り入れられるような内容になっています。

青ドロ:5種類以上の葉野菜と5種類以上の根野菜をミキサーにかけたもの。
青汁:青ドロをこしたもの。こしてあるので飲みやすいが、栄養価は青ドロのほうが高いと言え、かすがでることが難点。
柿の葉茶:ビタミンCが豊富に含まれている。ローズヒップティーやアスコルビン酸などでも代用できる。

これを毎日、はかなりきついかも知れませんが、週に1度のプチ断食、あるいは月に1度でも年に1度でも行うことで、かなりミトコンドリアが増殖されるはず。

 

西式の食事はとてもシンプル。まさに「人間に必要、且つ不要なものは一切ない」といっていいでしょう。流行(?)の「グルテンフリー」であることもポイントが高い。

子育てや家族のためにご飯を毎日作らなければいけない主婦にとっては、男の人や育ち盛りの中高生男子などのために日々食事を作らなくてはいけない。

「脂っこい」やら「肉・肉・肉」やら「みんな大好きグルテンたっぷりカレー」など、とてもではありませんが「自分のための西式食事」に毎日時間を割くことは至難の業。そのため、週末の「西式食事」が「プチ断食」代わりになることはとってもありがたいな、と思ってしまいます。

気軽に取り入れるだけでミトコンドリア増殖を促し、アンチエイジングに繋がる。ウィークデーの食事を週末リセットできれば、食事に対するストレスもあまり感じなくて済むかも知れません。

 

 

6、背筋を伸ばす

ミトコンドリアは筋肉の中に多く含まれます。姿勢を保つための筋肉、殊に背筋と太股の筋肉にたくさん含まれています。

姿勢維持のために背筋を鍛える場合、西式健康法の「背腹運動」がおすすめ。座って姿勢を正し、メトロノームのように左右に揺れる運動です。

この「背腹運動」、以前「左右に振動するように」というご指摘をただいたことがあります。が、「変形性腰椎症」で1ヶ月ほど腰椎を曲げると激痛が走る状態だったことがある私にはこの「小刻みな振動」は筆舌に尽くしがたいほどの痛みを与えました。

そのため、今では骨盤を固定して「ゆっくりと左右に揺れる」状態で行っています。

「振動」を与えると、小刻みな動きが背骨のゆがみやねじれなどを修正してくれますが、この「骨盤と背骨のアライメントを固定してゆっくりと左右に動かす」バージョンでもかなり背骨は真っ直ぐになってくれます。

ご自分のお体の状態に合わせて、行ってみてください。

 

 

これらを見て、「やっぱり西式健康法すごかった。」
と思わず驚愕。90年以上も前に西式健康法を大成した西先生に脱帽です。

 

西式健康法の中の

  • 食事
  • 冷温浴
  • 運動

を当てはめるだけでもミトコンドリア増殖を促し、アンチエイジングにかなり貢献していると言えるでしょう。

 

まとめ

ミトコンドリア増殖の鍵は「あっ、やばいじゃんっ」と細胞レベルで知らせること。寒さ、空腹を上手に利用して、いつまでも生き生きと過ごしていきましょう。

ありがとうございました。

 

 

 

無料体験行っております。毎月限定5名、初月受け放題です。お申し込みはこちらからどうぞ。    にほんブログ村 健康ブログへ