スッと背筋を伸ばして立っていても、膝や腰が痛むことはありませんか?
膝が過伸展気味の方は、膝だけではなくさまざまな場所に常にに負担のかかる姿勢でいるため、ちょっとしたことであらゆる場所に不調をきたすことがあります。

今、何も不調がなかったとしても、何十年と同じ姿勢でいることで、将来何らかの症状に見舞われる場合も。
できるだけ改善させておくことが膝や腰、そして肩周りの不調の対策になります。

 

過伸展の方が有効な、改善のポイント

 

1、まずは現状把握から。

 

鏡にご自分の横向きの姿勢を映して見ましょう。
鏡に対して真横になるように立ちます。
足の親指はくっつけて、かかとは少し離した状態でまっすぐ前を向き、ご自分が「一番いい姿勢だろうな」という姿勢をとってみます。

そのまま、姿勢を崩さないように気をつけながら、横にある鏡を見てみましょう。
横から見たとき、くるぶし、大転子(太股の付け根の骨、ぐりぐりとしているところ)ウエストの横の真ん中、肩の先っぽ、頭頂部が一直線、且つ床に対して垂直になっていますか?

もし、かかとの真上よりも前に大転子が来ていたら、膝が過伸展の状態になっています。
この過伸展、放っておくと、膝に負担がかかるだけでなく、腰や足首、そして肩周りなどの不調の原因になることも。早めのケアが肝心です。
以下のポイントを抑えて改善してゆきましょう。

 

2、足首を意識しましょう。

 

再び真正面を見て、後ろ側のふくらはぎの一番下、アキレス腱辺りの真ん中の一転に集中して、ここを前に押し出してみるようにしましょう。
きちんとまん前に押し出すことができれば、拇指球と小指球に均等に体重が乗り、土踏まずのアーチが綺麗に出来上がることが感じられるはずです。

何度か試して、ぴったりと来る位置を探してみましょう。

このとき、内反膝の方は、くるぶしがきちんとかかとの上に乗っていないと、しっくりと来る位置にすることは難しいもの。
かかとよりも外側に足首が来ている場合は、外くるぶしを内側に押し出すようにしてみましょう。
足首の外側を中央に寄せ、そして後ろ側を前側に押し出すようにしましょう。

 

3、腿を意識して脚のアライメントを整えよう。

 

腿の付け根の真ん中の一点(左右一点ずつの計二点)を後ろに押し出すようにしましょう。
2はそのままで、腿の付け根を後ろに押すことで、腿の付け根から足首までが一本の棒のようにピシッと筋肉が働いたことを感じられるでようか?
この「ピシッと一本の棒」状態になれば、過伸展(膝を伸ばしすぎた姿勢)を改善することができます。
足首できちんと前に支えることができていなければ、腿の前側を後ろに持ってゆくことは難しいので、この二点をしっかりと働かせましょう。

 

4、お尻を意識して骨盤を調節しましょう。

 

2、3はそのまま動かさないように意識しながら、左右のお尻の真ん中の一点ずつを前に押し出しましょう。
脊椎から腿にかけてついている腸腰筋が伸ばされ、お尻の筋肉もきゅっと引き締まります。

お尻が前に来ることで、お尻と腿前の筋肉で骨盤をぎゅっと挟み込み、骨盤の位置が整えられます。
骨盤は、横から見たら床に対し、垂直になるようにしましょう。

 

5、腹筋で体を安定させます。

 

おへその少し下、丹田の位置を後ろにぐっと押し出しましょう。
お尻と腿前の筋肉でハグされた骨盤が、より安定してきます。

ここがきちんと後ろに押し出されていないと、腰が反って、痛みの原因になりかねません。
しっかりと使ってあげましょう。

6、肩甲骨を前に押し出して、上半身を安定させましょう。

 

お腹をきちんと使うことができれば、ここを軸にして肩甲骨の内側で胸を押し出すそうにすると、上半身が整ってきます。
肩が前に出ている、いわゆる「肩丸まり姿勢」の場合、肩甲骨を前に押し出すだけで、首や肩周りの血流がめぐり、肩・首こり改善も見込めます。

このときの注意点。

肋骨は必ず後ろに押し出すようにしましょう。
肩甲骨を前に出すとき、腹筋をきちんと使えていないと肋骨が前に飛び出て、腰が反ってしまうので、肋骨は後ろに押し出すようにしておきます。

 

7、「第三の目」を感じて全身を整えます。

 

眉間に「第三の目」があるとイメージして、ここを後ろに持っていきます。
頭が肩よりも前に来ている方の場合、ここを後ろに押し出すことで、いつもよりも少し高い位置に視線が行き、広い視界になったような感覚になれば成功です。

この位置に持ってくるには、今までアプローチしてきたすべてが、しっかりと働いていることが必要です。
特に、お尻や丹田などの、骨盤周りの筋肉を軸に、てこの原理の要領で眉間を後ろにすることができれば、全身が整ってきます。

更に、このまま後頭骨を真上に引き上げるようにすると、かかとの真ん中から頭頂部まで一直線、且つ床に対して垂直に立つことができます。

 

いかがでしたか?
どこか一つの部位に不調をきたしていたとしても、原因は実はいたる所にあるかもしれません。

いきなりすべてのポイントに同時に意識を向けることは難しいかも知れませんが、徐々に体を慣らす感覚で、取り入れてみてはいかがでしょうか?
一つの痛みをとるためには、あらゆる場所に目を向ける必要があるかも知れません。

 

痛みは、体からのサインです。
ご自分の体を愛しんであげてくださいね。
ありがとうございました。

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