前回、骨盤を立てて「美しく座って食べる」だけで食べすぎを防ぐことができることについてお伝えしました。

「骨盤を立てて姿勢よく座る」と一言で言っても、「正しく」座るためには、あらゆるチェックポイントを抑える必要があります。

きちんと座ることで、効果は倍増。細かい「微差」でしかありませんが、その「微差」をしっかりと抑えることで体のすべてが変わってきます。感じてみましょう。

 

腹筋使って骨盤を立てて座ろう!代謝をあげて、「食べてる」時もトレーニング!

1、座りましょう。

今回は床ではなく椅子に座る方法をご紹介します。まず、何も考えず、リラックスして椅子に座ってみましょう。

 

2、お尻を上げます。

  • 手で座面を押して、お尻を浮かせます。
  • 頭がなるべく下になるようにしましょう。

 

3、坐骨を上に上げます。

*坐骨:体育座りになったときに地面に当たる、左右のお尻よりも太股に近いところにある二つの骨。

  • 坐骨を天井に向けましょう。
  • 坐骨の先っぽからレーザービームが出ていることをイメージして、それができるだけ上を向くようにしてみましょう。

 

4、太股の後ろを伸ばします。

  • 坐骨を上に向けたまま、坐骨から太股にかけての小さい筋肉を、できるだけ長く引き伸ばすようにします。

坐骨にはたくさんの神経などが集まっているため、この部分が短いままでいると、あらゆる組織がぶつかり合ったりして、磨耗したり損傷してしまうことがあります。

坐骨から太股までの組織が詰まってしまっていると、結果として、坐骨神経痛などを引き起こしてしまう可能性があります。そのため、「坐骨から太股までの筋肉」を長く引き伸ばすようにすることは、とても大切です。

 

5、坐骨を座面に乗せましょう。

  • 坐骨から太股までの距離を長く保ったまま、「坐骨の頂点よりも前側」だけを座面に着ける様にします。

「坐骨の頂点よりも後ろ」を座面につけてしまうと、それだけで骨盤の後傾や腹筋の弱化に繋がってしまいます。
「坐骨の前側」だけをのせ、引き続き「坐骨から太股までの距離」は長くなるように保ちましょう。

 

6、上半身のアライメントを整えます。

  • 坐骨の後ろ側は座面に着かないように気をつけながら上半身を立てていきましょう。
  • 腹筋を上げ、太股の後ろの筋肉を使って骨盤のボルトを床に重たく押し付けるようにします。

*骨盤のボルト:骨盤の真横同士にボルトが一本あることをイメージしたもの。

 

  • 肋骨のボルトを骨盤のボルトの真上になるように調整して、骨盤から引き抜くように上に上げましょう。前側の肋骨が「ぼんっ」と前に飛び出さないように気をつけます。
    多くの方が、前側の肋骨と肋骨の間の筋肉(肋間筋)が伸びてしまう傾向があります。その場合は、前側の肋骨と肋骨の間の距離をなるべく短くなるようにして見ましょう。

*肋骨のボルト:肋骨の一番下の真横同士にボルトが一本あるとイメージしたもの。

 

  • 肩のボルトを真横に長く広げ、且つ、骨盤のボルトの真上になるようにしながら下に重たく沈めます。

*肩のボルト:肩先にボルトが一本通っていることをイメージしたもの。

 

  • 耳のボルトを肩のボルトの真上、更に肩から引き抜くようにして上に引っ張り上げます。

*耳のボルト:左右の耳の穴同士にボルトが一本通っていることをイメージしたもの。

 

  • 横から見たら、骨盤・肋骨・肩・耳のボルトが、一直線、且つ床に対して垂直になるように調整しましょう。

腹筋や背筋、姿勢維持のために必要な脊柱起立筋などの「後ろ側の筋肉」、肩周り・首周りなどの筋肉を適切に使うことで、「正しいアライメント」に導くことが出来ます。

 

この、「正しいアライメント」を維持することで、「天然のコルセット」が出来、このまま食事を取ることで、食べる量を制限することが出来ます。

 

「美しい姿勢」は「美しい体型」を導く。「美しい姿勢」は「意識」から目覚める。

「意識」がすべての始まりです。目覚めさせていきましょう。すべてが繋がってくるかもしれません。

 

あなたの毎日が、更に輝いたものとなりますように。
ありがとうございました。