ヨガの一番最後に行うシャバアーサナ。単なる最後の「リラックス」や「クールダウン」のためのものと認識されがちですが、毎日行ってみると、色々な効果が実感できます。

パワーヨガを世界的に広めたブライアン・ケストも、「ヨガで一番大切なポーズ。最低でも5分は行って欲しい。」と言わしめたほど。

最低でも5分。できるときは10分ほど、続けて行うことで得られることについて、今日はご紹介します。

 

☆シャバアーサナの効果

1、リラックス、クールダウン。

言わずもがな。このポーズで、深いリラックス状態に持っていけます。

しっかりとヨガを行った後の深いリラックスは、終わった後の爽快感を引き出してくれます。ヨガを行った後、シャバアーサナをせずに終わらせたときと比べ、すっきり感が違います。

時によっては、たった5分のシャバアーサナが何時間も熟睡したあとのような感覚が味わえることも。

 

2、自分の体のゆがみやねじれなどを探求することができる。

意識を目覚めさせたまま、体の感覚を研ぎ澄ますと、自分のゆがみやねじれ、重心などが感じられるようになります。

  • 「肩の先が床につかない。」
  • 「頭の形がイビツなので左側にコロンッといっちゃう。」
  • 「左のつま先の方が床に近づく。」
  • 「太股の後ろ側が床につかない。」

など、自分の体のあらゆる非対称性などに気づいてゆくことが出来ます。

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3、重力によって自然に体が床に沈められる。

肩が床から浮いている場合、個人差がありますが、10分ほど行っていると、肩先が床にしずんていき、力を入れずとも大胸筋がひらかれていきます。

その感覚は、「いきなり」やってきます。それまで、じわ~っと時間をかけて重力が沈めてくれた力が手伝って、自分の力をほとんど使わなくても、「感覚を研ぎ澄ます」だけで、肩関節がピシッとはまってくる。

股関節が屈曲(曲がっている)している場合は、股関節屈筋群が自然に開いていきます。

 

それらは、意識を「目覚めさせている」ため。単に「休んでいる」事と、「体を開く」ことには、大きな違いが生まれてきます。

 

 

4、深い瞑想状態に入れる。

感覚を研ぎ澄ますことで、深い瞑想状態に導くことが出来ます。はたから見ると、「寝ている状態」にしか見えないこのポーズ。
深い瞑想状態に入ることができると、「脳が冴え渡っている」状態になれます。

あらゆるものに意識がむかい、脳は冴え冴えと、深く静かにたゆたう様な感覚が得られることも。

 

なんだか「アヤシイ」世界な感じ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、スティーブ・ジョブズに代表される世界の名だたる偉人たちが行っていることもあり、瞑想はかなり一般的になってきたのではないかな~、とも思います。

 


ともあれ、「深い瞑想」から得られる恩恵ははかり知れません。
朝行うと、脳が冴え渡っているので、その後の行動に「ハリ」が出てくることもその一つ。最も安定した姿勢であるシャバアーサナでこそ、得られる感覚ではないか、と個人的には思っています。

 

☆まとめ

  • ヨガを行った後に行うと、行わなかったときに比べ、更なる爽快感が得られる(当社比)
  • たったときや座ったときに比べ、重力の抵抗が少ない分、自分の体の微差に向き合いやすい。
  • じっくりと、感覚を研ぎ澄ますことで重力を見方につけて、「あるべき位置」に全身を整えやすくなる。
  • 深い瞑想状態に入りやすくなる。

単なる「お休み」だけではもったいない、様々な効果を味わってみてはいかがでしょうか。

お読みくださり、ありがとうございました。