前回は、骨盤の回旋が体のあらゆる痛みなどを引き起こすことをお伝えしました。
今回は、骨盤の回旋を「自分で」把握し、改善させる方法についてお伝えします。

 

自分で分かれば、自分で調節できる!☆骨盤の回旋を感じてみよう!

1、立ちましょう。

  • つま先を揃えて立ちます。
  • 足の親指の付け根はつけて、かかとは離しておきましょう。
  • かかとの真ん中と、脚の幅の真ん中を結んだ線が正中線に対して平行になるようにしましょう。
  • 今回は、「自分のクセ」などを把握するため、できるだけ「楽な姿勢」で立ちます。

 

2、骨盤を確認。

  • 中指でASISを、親指でPSISを押さえます。

*ASIS:上前腸骨棘。骨盤の前側にある、「ぐりぐり」とした部分の一番上。
*PSIS:上後腸骨棘。骨盤の後ろ側にある、脊柱を対称として左右に二つある「ぐりぐり」とした部分。ウエストよりも少し下にある。

  • 人によっては、「わかり難い」場合もあるが、骨盤の向きなどをしるためには大切な部位。

中指と親指で届かない場合は、先に中指でASIS (前の部分)を確認してからPSIS (後ろの部分)を確認してその向き、傾き、左右の高さの違いなどを確認する。

このとき、つま先が両足共に真正面に向いていることで、骨盤の回旋などが分かりやすくなる。

 

3、肋骨を確認。

  • 親指で肋骨の一番下、「真横」を押さえる。
  • 中指、人差し指で前側の肋骨の一番下を押さえる。
  • 肋骨の向き、傾き、左右の高さの違いなどを確認する。
  • 骨盤に対して回旋があるか、ないかを確認。
  • 骨盤は右回旋だけど、肋骨は前を向いている、といった場合、骨盤から肋骨の間に回旋があることが想像できます。
  • 骨盤に対して肋骨も同じほうをむいていた場合は、骨盤を戻せば、肋骨も同時に戻るため、肋骨が回旋している場合よりも直すことは難しくない、と考えられます。

 

4、大腿骨を確認。

  • 中指で大腿骨の付け根、外側にある「ぐりぐり」とした部分(大転子)を確認。
  • 左右の大転子同士にボルトが一本あることをイメージして、そのボルトが骨盤に対してその向き、傾き、左右の高さの違いなどを確認する。
  • 3、と同様に、骨盤に対して同じほうを向いているか、骨盤よりも更に回旋が強いか、あるいは逆に回旋しているか(骨盤よりも正面を向いているか)などを確認する。

 

☆修正エクササイズ

骨盤、肋骨、大腿骨の回旋や非対称性を把握したところで、修正エクササイズを行ってみましょう。

修正エクササイズは、

  • 壁を使ったバージョン
  • 床に寝たバージョン

があります。
いずれの場合も、重力のかかり方が違うため、両方行ったほうが効果的です。

 

次回は、壁を使った修正エクササイズについて、お伝えします。

体を整えて、あなたの日常が、更に輝いたものとなることを願って。
お読みくださり、ありがとうございました。