肩こり、首コリ改善、解消のために肩、首の運動をしていても、実はそのほかの部位が動いていて、適切に肩・首の運動になっていないことが結構あります。
原因は、

「弱い腹筋」

肩、首の土台となる体幹がしっかりと安定できていないと、その上に続く「首や肩」をいくら一生懸命に動かしたとしても、大した効果はあまり期待できません。
ここで大切になってくるのは、

動きに左右されない

「強い体幹」

肩・首を整えるうえで、体幹からの距離を遠く長くすることがポイント。特に、
・肋骨から肩先まで
・肋骨から恥骨まで

この二つの距離を長くすることで、肩、首の位置が整ってきます。

肩・首を支える土台を作る!☆強い体幹の作り方!
1、壁に背中を付けて立ちましょう。
・かかとは壁から離して立ちます。
・お尻、背中、頭の3点を壁につけましょう。

2、ウエストラインのみを壁につけます。
・体を二つ折りにして、ウエストの後ろ側だけを壁につけましょう。
腹筋の力が弱いと、ウエストの一転だけを壁につけることができません。お腹の力を使って
「おへその後ろ側一点」のみを壁に押し付けます。もしつかない場合は、ものすごくおなかの力を使って

「ついてるイメージ」

だけで構いません。
自分史上最大の腹筋の力を使って維持しておきます。

3、おへその真後ろの一つ上の骨を付ける。
引き続きおへその真後ろの背骨を付けたまま、その一つ上の背骨(椎骨)を壁につけましょう。ここが実は一番きついところかもしれません。
ウエストより上の腹筋を総動員して、壁に押し付けていきます。

4、一つ一つ壁につけていきましょう。
お臍の真後ろの一つ上の椎骨(背骨)を付けたら、ウエストラインを壁にぴったりとつけたまま、一つ一つ背骨を上に向かって壁に順々につけていきます。

注意!:頭を急いでつけないで!
胸の骨の一番上まで壁に押し付けながら付けたら、その流れで頭を付けたくなってしまいますが、ここが我慢のしどころ。
頭ではなく、

「首」

を最初につけることがとっても大切なのです。
実際には首は壁には付きませんが、

「首の一番下の骨」

から上に向かって一つ一つの骨を壁に

「つけよう」

とする動作が非常に重要なのです。椎骨と椎骨の間には、骨と骨をつなぐ小さい筋肉、インナーマッスルが付いています。
非常に小さい筋肉ですが、これらすべての筋肉を均等に使っていくことで、その上についている大きい筋肉、

「アウターマッスルを一気に動員」

することができるのです。首コリ、肩こりの方の場合、この、首周りの筋肉の弱化も原因の一つとして挙げられます。
その表面を支えるインナーマッスルを鍛えることこそ、至上命題と言って過言ではないでしょう。

そのため、

「頭を付ける前に首の骨を一つ一つ壁にくっつける」

動作が重要なカギを握っているのです。

この動作、普段あまりやりなれない動作のため、なかなかすぐにできないかもしれません。大切なのは、

「あきらめない」

こと。もし今できなかったとしても、何度も繰り返すうちに、

「あれ?なんかこんな感じかも⁉」

と、すんなりと自分に入ってくる時が来ることでしょう。

首の骨をバラバラに、一つ一つ丁寧に動かすことができたら、今度は首と頭のキワキワを壁につけるようにしましょう。頭の上の方は、まだ壁にはくっついていません。
きちんと頭の下の部分を付けることができたら、

ここで初めて「頭の中央」を壁につけていきましょう。

この時、肩の後ろ側も壁にくっつけておきましょう。肋骨から肩先までの距離が、吐く息ごとに遠く長くなるように肩と肋骨の後ろ側を壁に押し付けます。

5、お尻を壁にくっつける
お気づきかと思われますが、この間、ずっとウエストの後ろ側から上は壁にくっついたままです。
この姿勢、ものすごくあらゆる筋肉を駆使していないとできません。このまま、仙骨を壁にくっつけましょう。

あ、ウエストから上はそのままでキープしておいてくださいね。

「鬼!」

やら

「軍曹!」

やらのお声が聞こえてきそうですが、ここが頑張りどころ!しっかりと体幹を使えてきたでしょう?
これが

「インプリント・ポジション、壁バージョン」

鎖骨の一番外側を、誰かに

「壁ドン」

ならぬ

「肩ドン」

されているとイメージしてみてくださいね。お好みのイケメンさんのご登場です(想像上で)。

肋骨から肩までがいつもよりも遠く長くなっていることを意識していきましょう。

6、尾てい骨を壁につける
インプリント・ポジションから、ニュートラル・ポジションにしていきましょう。
尾てい骨を壁に押し付けます。恥骨も壁にぐーっとつけていきましょう。わずかにウエストの後ろ側が壁から自然に離れていきます。
目安としては、手のひら1枚がギリギリ入るか、入らないか、くらいのスペース。

それ以上入ってしまうと反り腰に。
それ以下だと骨盤後傾に。

ちょうどよいスペースになったら、ここでキープ。この姿勢がすべての動きの基本となります。
・腕を動かすときも
・足を動かすときも
・体側を伸ばすときも

この姿勢をいかに維持できるかによって、一つ一つの動きの質が変わってきます。

そう。肩・首周りの運動の時も、できればこの姿勢をキープして起きたいもの。
最初は

「むり~」と思ったとしても大丈夫。

みんな初めはそんなものです。最初からできる方はよっぽど
・スポーツをしていたか
・もともと体幹がしっかりしているか
・前世で達人だったか
・それ以外か

ではないでしょうか。焦らずに、自分の体を整えていってください。
健やかな毎日のために。

お読みくださり、ありがとうございました。