これまで、中学受験と公立中学についてのメリットとデメリットについてご紹介してきました。
今回は、それを踏まえたうえで、中学受験に向いているお子さんの特徴についてお伝えします。

中学受験に向いているお子さんの特徴

1、自分から学習する意欲がある。

そのお子さんにもよりますが、中学受験に向いているお子さんは、「自分から学習する」モチベーションがかなり高いように思われます。

病院の待ち時間を惜しんで勉強する。
お風呂の中では暗記タイム。
普段の会話も毎週ごとにあるテストの確認に絡めたもの。

生活のすべてが勉強になるのです。
6年生の切羽詰った時期だけではなく、それが「当たり前の日常」。

何の苦もなく生活している。
はたから見たら、「どんな英才教育だ!」と思うほど。

 

 その②中学受験のデメリット-1、中学受験の熾烈な競争、そして解決策  でご紹介した状況を、まるでゲームのように楽しみ、「いかに上位にランクインするか」という目標の元、トライ・アンド・エラーを繰り返して突き進んでいく強さがあります。

4教科すべてとはいかなくても、「○○の教科はいまいちだけど、△△の教科はまかせて!」という教科が1つでもあれば、このモチベーションに火がつくのではないかと思われます。

逆に、ここまでの強さのないお子さんに中学受験を進めるのは、非常にきついはず。
ヘタをすると、親子ともに撃沈、とまでは行かなくても、それなりのダメージがあるかと思われます。

また、「ゲーム感覚で楽しむ」お子さんであっても、「中学受験やめようか」という話が出るときはあります。
時には、6年生になってから、毎日のようにその話し合いに時間を費やす場合もあるのです。

「中学受験に向いている」かと思われるお子さんであっても非常に苦しいこの戦い。
モチベーションを見出せないお子さんにとっては、まさに「生き地獄」なのではないでしょうか。

 

2、どうしても公立中学にいきたくない場合。

どうする? 中学受験と高校受験! その子にあった受験とは? ~その④ 公立中学のデメリット~ でご紹介した、林修先生のように、「どうしても公立中学にいきたくない」と思っているお子さんもまた、中学受験に向いている、といえるでしょう。
まさに、「落ちたら後がない」状態なので、必死さが違います。

林先生のように、県下一の進学校に合格する場合もあるでしょうし、そこまで行かずとも、ご自分の納得できる中学に合格される可能性は、十分にあるでしょう。
かなり勉強に力が入る状況なため、ある意味理想的とも言えるパターンです。

 

3、どうしても行きたい学校がある場合。

お子さん自らが「とうしても○○中学に行きたい。」と思っている場合も、それなりにモチベーションが続くかとは思われます。
ただし、2の場合に比べて、非常に弱いことも否めません。

2では「後がない切羽詰ったがけっぷちの状態」であったのに対し、この場合は、「どうしても○○へ。でも、もしものときは公立が受け皿になってくれる。」という安心感からか、2よりはがっつきが弱いといえるでしょう。

要領よくこなせるお子さんであれば違うかも知れませんが、「もう一声ほしいところ」という状態ではないでしょうか。

 

4、兄姉が中学受験をして、それを当たり前だと思っている。

長男が成育医療センターにアトピー性皮膚炎で入院したときの主治医の先生には、お姉さまがいらしたそうです。
お姉さまが私立に通われていたので、ご自分も「当たり前」のこととして淡々と受験されたとか。

ほとんど日常の一部といってもよいほどの「淡々とした」受験生生活だったそうです。
代々のお医者様ご一家、ということで、「大人も子どもも毎日常に勉強するのが当たり前」、の世界で、すくすくと育ったお子さんだったとか。

ここまでは行かなくても、「一家そろって、大人も子どもも勉強するのが当たり前」である環境は、最も強いのではないのでしょうか。

 

5、切り替えが早い。

中学受験をそつなくこなすお子さんは、非常に切り替えが早いように思われます。
言い換えると、自分の感情を上手にコントロールすることができる。メンタルの強さがあります。

何か嫌なことがあったとしても、自分の思うとおりにならなかったとしても、次の瞬間には、自分の感情をコントロールして、生産的な行動に移すことができる。
これは、難しい問題にぶち当たって感情が高ぶったとしても、冷静に判断して次の一手を考える上で、とても大切な能力です。

この能力があるかないかによって、合否を分けるといっても過言ではないでしょう。切り替えの難しいお子さんにとっては、かなりのハンデになるかと思われます。

受験はメンタルが大切です。上手にコントロールすることが合格への近道といえるでしょう。

 

6、素直である。

勉強をする上で、ただ一つ大切なものをあげるとするならば、この「素直である」ことだということは、多くの教育者が声を揃えて言っていることです。
いくら「自分が正しいと思った」方法で問題を解いたとしても、それが「正解」であるとは限りません。

どうしてこうなるのか、他人の声を素直に自分の中に取り入れなければならないのです。
素直なお子さんは、一瞬でその中に入ります。

砂漠の砂が水を吸い込むように吸収していくのです。
素直になれず、葛藤しているお子さんを尻目に、ぐんぐんと伸びていく。

その差は一目瞭然です。

 

いかがでしたでしょうか?
中学受験に向いているであろうお子さんの特徴をご紹介しましたが、必ずしもこれがすべてではありません。

いくらはたから見て「向いている」と思っても、結局のところ、きめるのは子ども自身。
本人に最後までやりぬく意思があるかどうか最大のポイントといっても過言ではないでしょう。

最初は乗り気でも、最後までやりぬく力が必要なのです。
上手にサポートしてあげたいですね。

その子の特徴を見極め、最高の人生をプレゼントするために。
ありがとうございました。

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