最近の大学入試選抜方法は多岐にわたっており、その中でもほぼ100%入学できる指定校推薦はかなり魅力的な選抜方法に見えます。

そんな中、子どもの進学先を見据えて、高校の指定校推薦枠を加味して学校をきめられる方もいらっしゃることでしょう。
一方で、学校によっては指定校推薦を最大限に活かした進路を勧めるところも結構あるようです。

生徒が行きたい大学に推薦で入れるこの制度は、生徒側にとっても、学校側の「進学実績」の面においても、WINWINの関係で、一見素晴らしいものに見えるかもしれません。
しかしこの指定校推薦枠、なかなかに癖のあるものに私には思えます。

指定校推薦を希望する場合には、少し注意が必要。以下の点に注意して予定に組み込んでみてください。

 

1、志望する学部・学科がない場合がある。

指定校推薦には、確かに魅力的な大学が名を連ねています。
これらの大学に高校での成績や活動のみの評価で入れるのなら、願ったり叶ったり。
けれどその、魅力的な大学の、自分の希望する進路の学部・学科があるとは限りません。

ある学校などでは、全く人気のない学部・学科の指定校推薦枠しかない場合もあるほどです。
高校進学をきめる際、「指定校推薦の実績」を見てきめることは、将来の自分の進路に適しているかどうかわからない状態であり、かなり危うい状態、といえるでしょう。

 

 

2、評定平均の目安と実態。

指定校推薦の席を獲得するためには、それなりの成績を収め、数値として出す必要があります。それが評定平均。
5が最高で、その中で、たとえば○○大学の△△学科に希望する場合、4.0以上必要、という目安があったとします。

この「4.0以上」というのが曲者。
大げさな話、仮に4.2を有するお子さんが申請したとしても、4.8のお子さんが希望した場合、そちらに流れてしまうことが多くあるのです。

評定平均の「目安」はあくまでも最低ライン。
最後まで気を抜いてはいけないのです。

できるお子さんは、高校の3年間、コンスタントにそれなりの成績を収めていらっしゃることでしょう。
このようなお子さんにはまさに夢のような最高の入試選抜方法。

一方、3年間こつこつと積み重ねてきても、どうしても上位に食い込めないお子さんや、いわゆる「一発芸」的なお子さんにとっては、非常に苦しい戦いになることでしょう。

 

 

3、学校側の「進学実績」という甘い罠。

学校側も、「進路指導」という点においては、目の色を変えて訴えてくることがあります。
「この成績だから◎◎大学の▲▲学科がちょうどいいよ」などと、実に「親身」に相談に乗ってくれているように「見えます。」
そのまま、そのお子さんの将来へと繋がる進路である場合はまさにWINWINですが、限られた学部・学科では、必ずしも一致するとは言い切れません。

「高校卒業後の進路」としては魅力的に映ったとしても、それがそのお子さんの希望した「将来に繋がる進路」であるとは限らないのです。

実際、多くの方が指定校推薦以外の受験を選ばれています。
親としては、「その子の将来に繋がる」道を示してあげたいもの。

特にやりたいことが見つからないお子さんが、「とりあえず入れるところ」であるならば、そんな選択肢もあるかもしれませんが、その次に「何を」「どんな風に」つなげていくのか、という課題は残ります。
入ってから考えることもありですが、できるだけ将来への間口が広いところが無難かもしれません。

 

まとめ

一見魅力的な指定校推薦。
お子さん自身の希望に合い、ご縁のある場合は最高の入試方法といえますが、それが本当に適しているのか、見極めなければならないところ。

他に惑わされず、ひたすら自分を高めて、希望に見合った道へ進んでほしいものです。
よりよき人生のために。
ありがとうございました。

 

 

 

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