こんにちは。前回は中学受験のメリットについて私なりの見解を含めた一般論をお伝えしました。
これはあくまでも「理想の世界」であって、現実世界でこのすべてを有意義に活用できる方は一部であることもお伝えしました。
今回は、「中学受験のデメリット」についてお伝えします。

 

中学受験のデメリット

 

1、小学生のうちから熾烈な勉強競争。

勉強の習慣を付けることは素晴らしことです。
その中で一番を目指すことも。

それがそのお子さんにとって成績を促すものであれば、どんどんそれを活用すべきなのは当然のこと。

その輝きを存分に発揮し、悠々と第一志望に合格することでしょう。
ですが、現実問題として、そんな優秀なお子さんばかりでは、ありません。

膨大なプリント、テキスト、テスト、資料、問題集・・・などなどに日々、埋もれるような生活をしています。そのすべてを消化することは、はっきりいて不可能。
某大手有名塾では、「(膨大なプリント等を使うので、)うちは環境に優しくない塾です。」と仰るほど。

また、その膨大な資料を整理するための仕事を他の方に依頼していらっしゃる方もいるとか。
真偽の程はともかく、私自身もその気持ちは分かります。

更に、その子の志望校にとってはやらなくても良い問題も、授業や宿題、テストなどでやらなければいけない場合もあり、非常に効率が悪い。

その子が志望校に一直線に進む道を示してくれているわけではないので、その分、子どもへの負担が日常的にのしかかり、親も子も常に疲弊した状態が続いていることが現実です。

これがおよそ三年間。

人生のうちで最も活動的な、そして最も好奇心を満たすべき大切な時期に。

「今でしょ。」の林修先生は、小六の10月から中学受験の勉強をはじめて、地域一番の進学校に合格したそうです。
その秘訣は、「まとめる力」とのこと。
小学生の時分、ご自分がのめりこんでいた「歴史」をひたすら「まとめて」いたそうです。

毎年、何度も、何度も。
何度も繰り返して「まとめ直し」をしているうちに、そのまとめる質が格段に向上していったとか。

「中学受験の勉強を始めて、試験や参考書を見て、こういうことを整理したら、できるって、すぐ分かった。」とおっしゃっていました。
もともと優秀だから、この域に到達した、とは思いますが、これが本質なのだ、と思いました。

「他」と競い合う熾烈な競争ではなく、物事の本質を見極める「まとめる力」。
これを徹底的に磨くことで、中学受験に対応する力もつくのだと。

この「まとめる力」は、その先の勉強だけでなく、社会においても必須とされるもの。
いわば、中学受験対策は、「対処療法」的なものに対して、「まとめる力」は物事の源流を捉える、すべてに対処できる能力といえるでしょう。

小学生のうちは、時分の興味のある分野について、徹底的に「まとめる」。
これこそが、究極の「生きる力」を身につける礎ではないでしょうか。

中学受験の勉強が、ほぼ外的要因であるのに対し、「まとめる」力は内的要因であることも、優れた点として挙げられるでしょう。
お子さんが好きなこと、興味のあることを「まとめる力」を遺憾なく発揮させるために、この時期は必要なのではないかと考えています。

親は、それを上手にサポートする。これが親の役割なのだと、今では思えます。

中学に入ってからは、「外的要因」、特に親からの働きかけの勉強はありえない世界となることでしょう。
幼少期からマインドコントロール並みに「私立中学はすごくいいところだよ~! あなたなら、行けるよ~。がんばろ~ね~。」などと植えつけ、それなりに勉強意欲のあった子でさえ、
小4から始まる中学受験では、幾度となく「もう中学受験、やめようか」と、本気で話し合い続けるような世界。

ある意味、異常ともいえるな、と今では思います。
更に、それが報われるとも限りません。

中学受験、最初のデメリットは、小学生時代の疲弊、良好な親子関係を築くことの難しさ、無駄の多い勉強、生活に追われる日々、そしてあるはずだった少年・少女時代の興味への追及・探究心やその時間を奪い取ってしまうこと。
あげればきりがありません。

この辛く苦しい時期を経て、順風満帆な人生を歩める、という確約があるわけでもありません。
中学受験は非常に苦しい戦い。

人によって向き不向きが大きくかかわるものでもあります。
中学受験に向いている方、成熟してから、高校受験にこそ向いている方。
ご自分のお子さんがどういったタイプなのか、きちんと見極める必要があります。
それでも。

中学受験をして、思う学校に通ったとしても、問題はこれだけではありません。
次回は、中学に入ってからのデメリットをご紹介します。

素晴らしい人生を歩むために。
ありがとうございました。

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