中学受験のデメリット-3、膨大な費用

やはり避けては通れない、大きなデメリットは、何といっても費用に関してです。
「かわいい我が子の為に、何としても捻出したい」と考える方も多いはず。
まさに、「身を削って」作った費用。
「学校」という素晴らしい環境を使うのは子ども本人、と分かってはいても、心のどこかで、その百分の一でも効果を期待してしまうのは仕方のないことではないでしょうか。

ものすご~~~おく大雑把に計算してみると、授業料、テスト代、講習代、補習代、テキスト代、その他もろもろ含めて、一年で百万円ほどかかるとして、小学生の三年間と、中高大と私立に通った場合の授業料が年間百万円として、計十三年間、
100万円×13年=1300万円
程かかるわけです。

これは、普通に私立の大学の場合。
医療系、芸術系などは、これよりももっとかかりますし、私立の医大にいたっては、どんなに安く見積もっても、六年間で、約二千万円、高いところでは六千万円ほどにも。

これが、中高大と国公立だった場合、一年でおよそ六十万円として、高校三年間、大学四年間で、
60万円×7年=420万円
程なので、その差、およそ880万円。

これは、中学入学後、塾などに入らなかった場合の計算です。
塾代などを考慮すると、これに、一年で、およそ50~100万円かかるとして、中高六年間で、
50~100万円×6年=300~600万円
ほどが、かかります。

割と身近な通信教育や公文などのばあい、一年で10~30万円ほどとして、六年間で、
10~30万円×6年=60~180万円

まとめてみると、

授業料のみ
・公立中高大・・・およそ420万円
・私立中高大・・・およそ1300万円
更に、学校によっては寄付金や後援会費などがかかる場合があります。

また、このほかに、修学旅行代や、通学定期代、昼食代、部活の遠征費などがかかる場合があることも考慮しなくてはいけません。

ダブルスクールの場合
・塾や予備校など・・・およそ300~600万円
・通信教育や公文など・・・およそ60~180万円

その子にあった勉強方法によって、かかるお金も違ってきます。
これが、名だたる大学付属の場合、授業料がそのまま塾代替わりになるので、割高といわれているこれらの学校も、実はお得なのかも知れません。

また、全寮制の学校の場合、寮代などがかなりの額かかりますが、放課後も、毎日がすべて勉強の延長となるため、ダブルスクール代、と割り切るとすれば、それなりの費用対効果があるかも知れません。

かなり家計にのしかかってくる、この費用ですが、親の思うような効果が期待できるとは限らないところが子育ての醍醐味、と思うことができれば良いのでしょうが、これがなかなか。
額が大きいため、割り切ることはなかなか難しい。
実は、お金をかけた分だけ、その効果が目に見えて表れることは、非常に難しいといえます。

地元の公立中学に通っていたお子さんで、都立トップ進学校に入学後、現役で国公立に合格する方も結構いらっしゃいます。
一方、私立中学に進学しても、その上の高校に進学せず、他の高校に通われる方も、実は珍しくはないのです。

高校偏差値50ほどの、ある都立の高校では、毎年30名ほど、そういった方がいらっしゃるそうです。
もともとができるお子さんだからでしょうか、その進学した先の学校ではほぼトップレベルとか。
なんにせよ、結局は、その子しだいなのです。

その子の能力は、どこにいたとしても、その身にふさわしいものが発揮される。
中学受験、高校受験を経て、見えてきました。

環境を整えることは、大切なこと。
その環境がその子を育てる大切な要素となりえるかもしれませんが、それがその子の能力を決めるわけではありません。

その環境でなくても、その子の能力は変わらないかもしれない。
その子の心、モチベーション、意識や意欲がすべて、その能力を形成する、といっても過言ではないでしょう。

その心をいかに育てるか。

素晴らしい環境にいるお友達や先生方が手を差し伸べてくれるかもしれない。
そうではないかもしれない。

意欲のあるお子さんの周りには、そんな方々が自然と集まってくるものではないでしょうか。
それは私立も公立も変わりません。
環境だけでは決まらないのです。

その子の心の光がどこを向いているのか。
その心をいかに導いていくのか。

お金をかけるよりも、実はこちらのほうが大切なのかもしれません。
できるお子さんは、どこにいようとできるもの。
心が向いていないお子さんは、どこにいようとその気にはならない。

環境がその子を作るのではありません。
その子がその環境を勝ち取るのです。
これが真の意味での「内的要因」。

身を削っても、削っても、今は報われないかもしれない。
いつかそのときが来るかもしれない。
それは誰にも分からない。

ただひとえに、その子が死ぬ間際に、「ああ、いい人生だった。」と言えるためだけに。
ありがとうございました。

無料体験行っております。毎月限定5名、初月受け放題です。お申し込みはこちらからどうぞ。    にほんブログ村 健康ブログへ