ある、県下一の進学中高一貫校でのお話です。
毎年、数十名も東大に合格者を輩出している名門校。

激戦といわれる中学受験を突破し、入学を果たしたその方は、入学後、勉強に身が入らず、気がつけば学年ビリか、ビリから二番目、という成績だったそうです。
もう一人、、ビリを競っていたビリ仲間のご友人がいらして、お二人で「同類相憐れむ」状態だったとか。

それが、高等部に入学後、そのビリ仲間のご友人がまさかのいきなり学年一位。

びっくりして「お前、どうしちゃったの?」と、聞いた所、
「俺、癌なんだよねー。病気、治したいから医者になろうと思って。」と、いったそうです。

あまりにショックで、そのときは呆然としたそうですが、その方も一念発起。
それからは、学年1,2を争う仲になったとか。

結局、志半ばでご友人は亡くなったそうですが、前出のその方は、見事国立の医学科へ合格。
順調に進学されたように、周りには見えたようです。

ですが、この方の進路は、ご家族たっての希望のため。
ご本人は納得していなかったのです。

そのときのことを振り返り、「あの時は、病んでた。」と、仰っていました。
医学科中退後、文系の道へ進みます。

月日は流れ、海外留学を経て、今ではプロの家庭教師としてご活躍されています。
更に、「都市開発」の勉強をされて、将来はそれに携わるのが目標とか。

「あいつとの出会いがなかったら、今の自分はないと思う。」

人のその後の人生を左右するほどの出会い。
多感な思春期に、どんな人と出会い、どんな経験をつむのか。
そのすべてを親といえど、子ども本人といえど、自分でコントロールできるわけではありません。

人生を変えるほどの出会いがあったとき、それを自分で生かせるような力をつけることができますように。
親としては、願って止みません。

親は、その子にとっての、一番「良いだろう」と思われる道を提示することしかできません。
あるいは、背負っている使命を全うするための道を。

願わくば、本人の納得できる人生を歩むことができますように。
ありがとうございました。

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