1.自由に、好きなことをする時間が多く取れる。

中学受験をしないお子さんは、中学受験に臨まれるお子さんに比べ、小学校時代、ご自分の自由な時間を満喫し、のびのびと過ごされている方も多くいらっしゃるでしょう。
習い事やご自分の好きなことにのめりこむ時間的余裕もあり、有意義な時期ともいえるはずです。

大学受験前の1年間を差し引いた、中学合格後に好きなことができる5年間よりも、
高校受験・大学受験に向けた1年間ずつをを差し引いた、小学校4年生からの3年間+中学2年間+高校2年間の計7年間、自由な時間を満喫できる分、こちらのほうが、時間的余裕が大きいといえます。

 

 

2、地域密着型で、地域の人間関係を形成しやすい。

長女が地域の公立中学への進学を決めたのは、小学校3年生のときでした。
中学受験について片っ端から調べ、中学受験熱が最高潮だった当時の私は、長女を連れて学校訪問をしていました。
やはり、本人に興味を持ってもらい、モチベーションを高めていきたい。

そのためには、現場を見るのが一番。
と、いうことで連れて行ったのですが、本人はいたって淡白。
「ふ~ん。」位の反応。

最後に地元の公立中学の合唱コンクールに行ったとき。
‘あ、まずいなー。’という気はしていました。

それこそ冗談ではなく、数歩、歩くたびに知り合いに会う現状。
「あっ!○○ちゃーん!」
ご兄弟が通われている方がやはり多く、学校のお友達にひっきりなしに会っていました。

このときにはもう、彼女の中で、「自分の居場所はここ」というオーラがありありとにじみ出ていることを認めざると得ません。
そんな彼女を目の当たりにして、「じゃあ、中学受験はしないけど、高校受験は頑張ろうね。」
というところに落ち着いたのです。

やっぱり、現場に行ったからこそ分かるものってあるのだなあ、と身をもって感じたしだいです。

 

また、地域密着型は、卒業して社会にでてから、その真価を発揮するといってもよいかと思われます。
特に、家業を継いだり、地元で働かれる方の場合、地域との繋がりは死活問題。

中学受験が始まる小学4年生あたりから、地域での活動に制限がでてきてしまうのだとしたら、将来、地域で仕事をされる方には大きな痛手となる可能性も秘めています。

もちろん、大人になってから関係を築いていくことは可能です。
しかし子ども時代にそれができないのは、まさに「痛恨の一撃。」

70代、80代になっても、「○○ちゃん」、「○○君」と呼び合っていらっしゃる方々を拝見すると、「大切な時期」であることはうかがえます。
将来の「地域のつながりと仕事」として考えて見えると、公立中学はかなり魅力的です。

 

 

3、多種多様な人間関係

当たり前のことですが、地域の中学では、さまざまなお子さんが通われています。

成績が常にトップで、中学受験の勉強をして、「合格確実」と思われていたのに、当日インフルで全滅だったお子さん。
「お勉強? なにそれ? おいしいの?」なお子さん。
「走るのだけはまかせて!」なお子さん。
「悪いことやっちゃってます。」なお子さん。

「社会には色々な人種がいるんだ」を地でいく地元の公立中学。
この中で3年間過ごしていれば、嫌でも多様性に対して免疫がつくだろうことは想像に難くありません。

これは社会にでてからの大きな武器になるはず。
卒業生は将来さまざまな職に就くことでしょう。
「社会の縮図」がここにはある、といっても過言ではないでしょう。

 

 

4、学費の負担が少ない。

やはりこれは大きなメリットです。
給食がある(世田谷区の場合。)こともポイントが高い。

成長期の男子などは特に、「もうやめてーー!」と思うくらい召し上がる。
1食だけでも思う存分(?)満足していただける給食はまさに神。
本当にありがとうございます。

・・・。話がそれてしまいました。
学費の話です。

あたりまえですが、義務教育なので、「学費」はタダ。
教科書も区が出してくださいます。
至れり尽くせりです。

「孟母三遷」といっても、それはあくまでも墓所の近くなどの、「子どもが学ぶ環境としては望まれない」ために環境をかえた、ということ。

日本の識字率の高さから見ても、決して日本の公立中学校の環境が劣悪(中にはそのような学校があるかもしれませんが。)というわけではない、ということがこの数字から読み取れます。

公立中学に通っていても、できるお子さんはできる。

そのまま都立のトップ校を経て国立大にストレート合格されるお子さんもいらっしゃるので、勉強ができる環境は整っているはずなのです。(すべての公立中学校がそうとは限りませんが。)

それを生かすかどうかは本人しだい。
これだけのレベル、環境を学費無料、は、実はものすごい価値がある、と私は思っています。

 

 

5、良好な成績をとり易い。

中学受験をされるお子さんにも、さまざまなレベルの方がいらっしゃるので、一概には言えませんが、いわゆる「できる」お子さんがごそっといなくなる事実も否めません。
そのため、少し勉強すれば、あっという間に成績は上がります。

お子さんしだいですが、トップを取ることも夢ではないレベルではないでしょうか。
やる気のあるお子さんにとっては、実力や自信をつけるのに最適な環境といえます。

「こんなの簡単すぎ。」と思っているお子さんにとっても、高校受験の勉強を前倒しでできたり、高校で習う範囲や「大学受験対策が今からできる」という環境、と捉えることができれば、かなり有意義な3年間を過ごすことができるはずです。

ここまで恵まれた環境をぜひ生かしてほしいところ。
できるお子さんは、ぐんぐん先に進めてしまえます。

一方で、全くお尻に火がつかないお子さんがいることも事実。
周りの「のほほーん」とした雰囲気に同化して、「まだへーき。」と思い、現状維持にとどめておく方が大半であることも付け加えなくてはいけません。
「ちゃちゃっとやれば成績上がるのに。もったいない!」と思うのは、私だけではないかと思います。

 

 

6、高校受験のために、勉強する。

これは、世間一般にはデメリットとしてとらわれがちですが、私的には、ものすごいメリットのように思えてなりません。
なぜなら、中高一貫生の中三の時期は、「全っっっっっっっっく」といって良いほど勉強しないからです。

14~15歳、という、この「自分で効率よく勉強する方法」を自分に合うやり方を編み出し、「自分ひとり」で勉強に取り組んで、自分のものにしていくべき大事な時期に、「何やってんの?」と思われる保護者の方は、結構いらっしゃるはずです。

くどいようですが、本っっっっっっ当に勉強しない。
「思春期」という伝家の宝刀を振りかざし、こちらは勉強をにおわす単語も口にはできません。

はあ~。
高校受験生って、本っ当に偉いなあ。自分でちゃんとやってる。

やっぱり、来年の進路がかかっているので、目の色が違います。
かげながら「ガンバレ!」と暖かく見守ってしまう。

このとき、高校受験組は、周りに支えられながらも、自分だけの力で成長しようとものすごく頑張っています。
これこそ、大人になるためのはじめの一歩。

親と二人三脚の中学受験とは全く違う成長が、そこにはあります。
中高一貫生の親から見ると、高校受験生は、輝いて見える時期ではないでしょうか。

 

7、距離的に近い。

これはかなりのメリットではないでしょうか。
ほとんどが徒歩圏内。あるいは自転車でひとっ飛び。(笑)

中学生時代の貴重な時間を、意味を見出せないまま、ラッシュでつぶしている方もいる中、極端な話、「8時に起きても間に合う」くらいの世界。

万年「春暁」のような成長期の方々。
この睡眠時間や自由時間の長さは、かなりの魅力といえるでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?
私は別に公立中学の回し者ではありませんが、「これだけついて、しかもタダ!」
と、思わずやりたくなるほどの魅力溢れる公立中学。

現在小1の末息子には、すでに地元の公立中学の制服を用意済み。(中3の兄のお下がりですが。制服がフルモデルチェンジしないように、祈ってます。)

やってみてわかった中学受験。
あんなに大変な思いをしたのに。

ふたを開けてみると、「公立中学で十分ですっ。ありがとうございましたっ!」と、私は思ってしまいました。
どこに通おうと、どんな環境であろうと、結局は本人しだいなのだと、いまさらながらに気づかされます。

常に日々、学びの連続です。
ありがとうございました。

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