これまで、中学受験のメリットとデメリット、そして公立中学のメリットを私個人の見解を交えながらお伝えして参りました。
メリットもデメリットも表裏一体で、メリットだと思っていたことが人によってはデメリットになったり、その逆もありうることです。

「禍福はあざなえる縄の如し」の通り、一見「デメリット」だと思うようなことだとしても、長い目で見た場合、それが実は成長を促す過程であった場合も大いにあり得ます。
その子にとって何が一番の道なのか、それは、「今、すぐ」分かることではないかもしれません。

それぞれのメリットやデメリットは、あくまでも「参考」でしかない。
「人生」という長い目で、見ていきましょう。
今日はその最終回、公立中学のデメリットについてお伝えします。

 

最大にして唯一(?)のデメリット、劣悪な環境の場合もありうる。

 

かの林修先生は、小6の10月に中学受験を決めたそうです。
その理由は、「地域の公立中学に通っている先輩が怖かったから。」

その一念で難関校を突破したことは尊敬に値しますが、それほどまでに身の危険を感じたのか、ということも伺えます。
多種多様な人間が集まる公立中学では、「小1プロブレム」ならぬ「中1プロブレム」の問題も考慮しなくてはいけません。

ひどいクラスでは、授業も成り立たないほどだったり、先生が鬱になってしまい退職された、という話も聞きます。
このような現状も確かに存在する、ということも否定できない事実。
すべての学校に当てはまるわけではありませんが、中にはこのような学校があることも、デメリットといえるでしょう。

さて、公立中学のデメリットですが、現状ではこのくらいしかないのではないか、と思います。
確かに、「きめ細やかな指導」や「ユニークな部活」「学校の特色」などといった、私立特有のものはありません。

ですが、「将来を見据えて勉強に励む」ことや、「生徒会や委員会、部活などに励む」などといった、「生徒側からの積極的な活動」に関して言えば、公立で十分といえるかと思います。
環境の整った私立に通っていたとしても、こうした「意欲ある精神」なくしては享受できないもの。

ようは本人しだいなのです。
本人が「どうしてもこの学校に行きたい!」などの目標がある場合でない限り、公立中学はかなり魅力溢れる選択。

「中学受験でその子の一生が決まるわけではない」
中学受験これで成功する!母と子の「合格手帳』の著者(田中 貴) が、手帳に一番最初に書くべき言葉だといっています。

これはそのまま、どのルートで行ったとしても、目的地にたどり着く、ということを示唆しており、どの道を選ぶのか、どの道に縁があるのかは、その子しだいなのです。
今いる道が本当にその子にあった道であるかどうかは、そのときには判断しかねることもあります。

「自分が行きたい学校」に通ったとしても、それがその後6年間ずっと続くとも限らない。
「憧れの学校」に通ったとしても、「学校辞めたい」と思う方もいらっしゃる。

それはその子がきめること。
親は結局は、見守ることしかできないと痛感しています。

中学受験も、高校受験も、目的地に行くための単なるルートでしかありません。
高速を使うのか、一般道を使うのか。
どんなルートが「その時」の「その子」に一番あっているのか、判断するのは、結局は、成長した後の、その子自身なのでしょう。

もがくのも、苦しむのも、その子の人生にとって必要なこと。
その先の成長を見守って。
ありがとうございました。

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