帝王切開をされた方は、お腹の傷やその付近の組織に意識を向けたり、力を加えたりすることが難しい状況になっています。
そのため、

「腹筋のトレーニングをしても、お腹に力が入らない」

もしくは、

「腹筋じゃないところに力が入って、お腹には効いていない・あまり効いている感じがしない」

というような状況にあります。このまま放っておくと、将来的に見て、「圧迫骨折」などのリスクを背負っているため、できるだけ「使える腹筋」を養っていく必要があります。

 

そのためには、力を入れたくない部分を

いかに無駄な力を抜くか

ということが最大のポイントとなります。

詳しくは、

帝王切開などのお腹の手術をされた方が腹筋のトレーニングをする際に注意したいポイント

をご覧下さい。

 

 

力の入りやすい部位を意識して、そしてゆるめる。~力の入りやすい肩へのアプローチ方法~

帝王切開をされた方は、手術をした部分にはどうしてもうまく力が入らないため、「自分の使いやすい部位」を使ってしまう傾向があります。

その部位は、普段の生活から酷使している傾向にあるため、本来は「緩めてあげる」必要があります。

力の入りやすい部位の代表としては、

1、肩

2、股関節

3、反動を使わない

4、肋骨の後ろ側

などがあげられます。

こららの部位の力を抜くことで、しっかりと「腹筋のみ」にアプローチしていくことが出来ます。

先ずは「肩」の力が入りやすい方へのアプローチ方法はこちらの記事をご参照ください。

関連記事:肩に力が入る場合と改善方法★帝王切開などのお腹の手術をされた方が腹筋のトレーニングをする際に注意したいポイント~その②~

 

 

 

股関節周りの緊張しやすい部位をリラックスさせる

「股関節」や「腿の付け根」、「腿の前側」なども使いやすい部位です。これらを酷使することで、実は「反り腰」が強調されてしまい、腰痛の原因になったりします。

これらの筋肉を緩めてあげることで、「正しい姿勢」に導くことが出来、結果的に「立っていても腹筋を鍛えている」という理想的な状態に導くことが出来ます。

 

股関節などが緊張してしまう場合、

いかにリラックスした状態を継続させていくか

ということが大切になってきます。

その上で、

いかにお腹の力だけを働かせるか

ということに意識を向けていきます。

自分の感覚を研ぎ澄ますことが最も大切なため、見た目の「派手さ」のないトレーニングではありますが、

  • どこに力を入れ
  • どこの力を抜くか

ということが出来ないと、適切な腹筋強化は望めません。

 

  • 「自分の体を整える」
  • 「年齢が上がっても健やかでいられる体を作る」

ためのトレーニング方法を、こちらでご紹介しています。ご参照ください。

関連記事:緊張する部位をリラックスさせて効率よく腹筋を鍛えよう!★帝王切開をされた方が腹筋のトレーニングをする際に注意したいポイント~その③~

 

 

反動を使わない

お腹の力が弱いまま「お腹の力」を使おうとすると、無意識的に「反動」を使ってしまうことも、良くあることです。
それは、弱い腹筋の代わりに「反動」を使い、動作を行っているため。

反動を使って腹筋に適切な動きができていなければ、結果的に「腹筋の強化」には繋がらず、

やればやるほど腹筋が使えない」トレーニングになる恐れもあります。そのため、

いかに反動を使わずに腹筋にフォーカスするか」が大切です。

反動を使わないポイントは、

ゆっくりとした呼吸の力を利用しながら、筋肉を動かす意識を持つ

詳しい内容は、こちらをご覧下さい。

関連記事:反動を使わずにしっかり腹筋を使おう!★帝王切開をされた方が腹筋のトレーニングをする際に注意したいポイント~その④~

 

 

 

「傷のない場所」の腹筋を鍛える。~タテバージョン~

一言で「傷のない場所」といっても、

  • タテに切った場合
  • ヨコに切った場合

と、それぞれ異なり、アプローチの仕方も微妙に変わってきます。

 

タテに切った場合、腹直筋・腹横筋が切断されている状態です。
この場合、みぞおちから丹田(おへその少し下)の辺りまでの「タテ線」にある筋肉を使うことは難しい状況。

一方、恥骨や骨盤から肋骨についている腹斜筋のダメージは比較的少ないため、この部位を使っていきましょう。詳しくは、こちらをご参照ください。

関連記事:「腹斜筋・ナナメの筋肉」を使え!「傷のない場所」の腹筋を鍛えよう!★帝王切開をされた方が腹筋のトレーニングをする際に注意したいポイント~その⑤~

 

 

「傷のない場所」の腹筋を鍛える。~ヨコバージョン~

「横に切った」場合、おへその下辺りに正中線に対してほぼ垂直の傷跡があります。

これはおへその下の、

  • タテの筋肉・腹直筋」
  • 「腹巻のようなヨコの筋肉・腹横筋」
  • ナナメの筋肉・腹斜筋」

3つの筋肉が切断されたため、おへそよりも下の部分の腹筋はかなり使いずらい状況になっています。
そのため、おへそよりも上の筋肉をきっちりと使っていくことが大切になってきます。

けれどもこの「おへそよりも上」にある筋肉、肋骨がついているため、とても使いずらいという特徴がある事もまた事実。
一朝一夕ではつきにくい筋肉ですが、日々トレーニングを続けて養っていきましょう。

詳しくは、こちらをご参照ください。

関連記事: 肋骨に意識を向けて、「傷のない場所」の腹筋を鍛えよう!・ヨコバージョン★帝王切開をされた方が腹筋のトレーニングをする際に注意したいポイント~その⑥~

 

 

帝王切開後の傷口、非常に意識の向けにくい、筋肉の使いづらい状態になっています。
お腹以外の「緊張させやすい部位」を如何に揺るませ、「お腹の筋肉だけ」を働かせるか、ということが最大の焦点となります。

はじめは分かりにくかったとしても、意識して使うイメージを持つことで、理想とする状態に近づいていくことができることでしょう。

 

これから先も、健やかな体と心でいられるために。
お読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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