大会の前、試合の前、発表会の前などに、体の調子を整えるためにヨガやピラティスを行う方もいらっしゃるのではないでしょうか。2~3回でも体の調子はそれなりに整いますが、1か月ほど詰めて行うと、まさに

「体のすべてが変わる」

ような感覚が味わえるかもしれません。

前回に引き続き、乗馬の大会に向けて体を整えるコツについて、今日は、日常生活での整え方のポイントについてお伝えします。

日常生活では、つい

「楽に」

座ってしまうことが結構あります。そのままにしておくと、せっかくレッスンで整えても、すぐに元に戻ってしまうため、パフォーマンスの向上はあまり期待できません。

また、楽に座ってしまうと、腰の痛みを感じる場合もあるため、できれば

「整えて」

座りたいもの。日常生活で

「座る」

機会はけっこうあリます。その機会をできるだけ

「調整する」

機会に充てたいもの。そのポイントについて、お話させていただきました。

 

日常生活で左右を揃えるポイント~床に座るとき~

Wさん:床に座るときって、どうしたら腰が痛くならないんですか?キホン、ソファーに座っているんですが、ほんと腰が痛くなっちゃって、やめよう、と思うんですけど、どうしていいのかわからなくて。

ーーー長時間だと、武道の達人など、よっぽど正座で座りなれている方でない限り、どんなに良い姿勢でも負担がかかってしまうので、ちょこちょこと変えた方がいいです。

座りなれている方でも、少しずつ体重移動はしているので。同じ場所にずっと負担がかからないようにしているんです。

Wさん:なるほどー!

ーーー正しい姿勢で座りなれていない方の場合、正しい姿勢のバリエーションで座り方を変えていくのがおすすめです。正座や胡坐、体育座り、長座、開脚、・・・。いずれの場合も、上半身は床に対して垂直になるようにします。

Wさん:そういうことなんですね!では、座り方をどんどん変えて座った方がいいってことですね。

ーーーそうなんです。ポイントとしては、全ての座り方が、座骨を均等につけて座るようにします。でも、一番やってはいけないのが「横座り」。

Wさん:そうなんですか?

ーーー座骨が倒れてしまうので。

Wさん:まさしく!せっかく直したのに、戻っちゃいますものね。

ーーー横すわりだと、「やりやすい方」と「やりにくい方」がありますよね。どうしても、やりやすい方で座りがちになってしまうので。気を付けて「やりにくい方」で座ろうとしても、とっさに「やりやすい方」で座ってしまうことが結構あったりする。

Wさん:確かに。絶対私、やりにくい方では座らないですもの。

ーーーなので、「横すわり」はしない方がいいかな、と思います。

Wさん:わかりました。じゃ、「横すわり」は無しで。

ーーーどうしてもしたいのであれば、すっごいやりにくい方で。でも、とっさにやると、「どっちだっけ?」となることもあるので、それはきをつけてください。

あとは、「アヒルすわり」。本来は「アヒルすわり」は膝の負担を考えるとあまりよくないといわれているのですが、「どうしても」の場合は、ヨガブロックをお尻の下に敷いてその上に座骨を立たせて座るようにしてみてください。

Wさん:なるほど!(やってみて)あー、楽だ。

ーーーここでも、できれば左右の座骨を均等にして座っていくことが理想です。可能であれば、感じにくい方の座骨の

「気持ち内側」

をブロックにつけるようにすると、骨盤が整いやすいです。

 

~左右の座骨を均等に立たせるためのポイント、おさらい~

1、感じやすい方(以下A)の座骨だけで骨盤を立たせる。

2、Aの頂点だけをちょこっとつけるようにする。

3、感じにくい方の座骨(以下B)だけで骨盤を立たせて座る。可能であれば手を使って座骨の頂点を真下に向けるように広げながら立たせましょう。

正座の場合は、かかとを使って広げてみます。かかとを座骨の内側にあて、かかとで外側に広げるようにします。最初、いつもと違う態勢のため、ほんの少し力を加えただけで痛みを感じる場合もあります。やりすぎないように注意しましょう。

4、Bの頂点だけをちょこっと座面につけるようにする。この時、Aは座面につけないように上に引き上げる。

5、Bの頂点よりもちょこっと内側を座面につけるようにする。Bの少し内側からうち膝にかけて、筋肉を長く引っ張るようにする。

6、そのまま維持してAを座面につける。もうついている場合は、そこでキープ。

 

座骨を均等に座面につけられたら、上半身を整えましょう。
右や左に倒れている場合があります。

 

~上半身を整えるポイント~

1、座骨のボルトを確認。床に対して平行になるように。

座骨のボルト:座骨の頂点同士にボルトが一本通っていることをイメージしたもの。

 

2、ウエストのボルトを床に対して平行になるようにして上に引っ張り上げる。座骨のボルトの真上になるように、かつ前の壁と平行になるように調整します。

 

3、左右の肋骨の後ろ側から第3、第4の腕が生えているとイメージして、真横に広げる。この腕も、床に対して平行になるように

 

4、体側の長さを揃える。
左右の真横の肋骨の一番下から骨盤の真上までの距離を均等に、かつ床に対してほぼ垂直になるようにする。

 

レッスンで整えた体を維持するためには、日常生活をどんなふうに過ごすか、がとても大切になってきます。日常生活の様々なことがすべてパフォーマンスの向上につながってくる。大会などの

「目標」

に向けて、整えていってください。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

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