両足には全身の骨の四分の一以上の数の骨が集まっています。前足部(つま先側)、中足部(土踏まずあたり)、後足部(かかと側)に分けられ、前足部は最も可動域の大きい部位。ここがしっかりと使えるようになるだけで、足首よりも上の部分の使い方が変わってきます。

現代人は靴を履くようになったため、この部分を意識する機会が少なくなってしまいました。日ごろ意図的に動かすようにするだけで、脚全体の使い方が変わり、パフォーマンスが向上することでしょう。地味だけど大切な部位です。

足の指は手の指と同様に28個の関節があります。(「種子骨」という親指の付け根の裏にある小さな骨2個を入れない、「26個」とする記述もあります。また、日本人の半数以上が小指の骨が左右1つずつ少なくなっている、とも言われ、実際には、個人差があります。ここでは便宜上、「28個」とします。)この28個すべてを自在に動かすことができるだけで、足の使い方が変わってきます。

土台となる足の安定が変わってくる。より、ぐっと踏ん張れる。正しい足裏のアーチを形成できる。このアーチを自力でつくることができれば、適切に体重を足にかけることができ、より安定して「立てる」「歩ける」そして「ポーズが取れる」。意識して使っていきましょう。

 

足指の関節をすべて満遍なく使うためのトレーニング

 

1、立つ

シールシャーサナマスターへの道 ~その② 基本のアライメントの確認~ 1、立つ参照。

 

 

 

2、かかとを上げる

かかとの真ん中を意識して、足の裏が床に対して垂直になるまで真上に上げましょう。このとき、足首が弱いとぐらついてしまうことがあります。ぐらつかないように、左右にぶれることなく、かかとを真上に上げましょう。

見た目、ものすごく地味な動作ですが、体幹がしっかりしていないとできません。できるだけゆっくりと全身の筋肉を使って行いましょう。そして、拇指球、小指球でぐっと床を踏みしめます。

 

 

3、つま先を床につける

更に腿を持ち上げて、一番長い足の指の頂点がちょこっと床につくようにします。このとき、すべての指は丸まらず、反らさず、きちんと伸ばした状態をつくりたい。小指に意識がいかず、曲がったままだと、次の動作で痛めてしまう恐れがあります。

全神経を曲がってしまっている指に集中して伸ばすようにして見ましょう。はじめは無理な力が入ってしまい、思うようにできない方も中にはいらっしゃるかもしれません。その場合は、一旦座った姿勢になり、手の指を使って足の指の関節すべてを伸ばしたり、反らしたりして見ましょう。痛みを感じない程度に行います。もし、小指(やその他の指)が全く伸びずに曲がったままの場合は、「立った」バージョンで行わず、手でほぐすほうを優先させましょう。

 

 

4、足の指を丸める

つま先をくるんっとまげて床に押し付けます。足の指の関節すべてをぐっと丸めるようにしましょう。

 

 

5、3の状態に戻ります。

 

 

6、2、のかかとを上げる状態に戻る。

 

 

7、1、の立つ状態に戻る。

 

 

8、反対側も同じように。

 

 

ポイント

いずれの場合も、前から見たら足首の真ん中、膝の真ん中、大腿骨頭を結んだ線が正中線に対して垂直になるようにしましょう。この線を常に一直線にするためには、体幹の安定が必要です。全身くまなく使って足の指を強化していきましょう。血流がめぐって足の指の感覚も研ぎ澄まされ、体の使い方も変わってくるはずです。

「合気道の神様」といわれる塩田剛三先生は、片脚の指だけで相手の動きを封じることができました。塩田剛三/合気道養神館 参照(1:16~)極限まで研ぎ澄ませば、足の指はここまで使うことができる。侮れない大切な部位です。ぜひ鍛えてみてください。

更に安定した土台をつくるために。
ありがとうございました。

 

 

 

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